IGSは、「リモートワーク下のコミュニケーションに関するアンケート調査」の結果を発表した。上司とのコミュニケーションが「成長に対する不安」に影響していることが分かった。
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Institution for a Global Society(以下、IGS)は2022年1月11日、「リモートワーク下のコミュニケーションに関するアンケート調査」の結果を発表した。それによると、上司のコミュニケーション能力について「外交力」「寛容力」「表現力」については、他者評価よりも自己評価が高くなる傾向があることが分かった。
調査は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策としてテレワークを始めた、従業員1000人以上の企業に勤務する役職者(上司)と上長がいる従業員(以下、若手部下)を対象に実施し、計632人(上司427人、若手部下205人)から有効回答を得た。
COVID-19対策としてテレワークを始めた若手部下のうち「転職を検討したことがある」と回答した人の割合は42.4%だった。そのうち、36.8%が「コロナ禍前よりも『成長に対する不安』を強く感じるようになった」と答えた。
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