CAMELORSが「リモートテック カオスマップ2022年度版」を公開「勤怠管理や電子契約などのツールと連携することで活用シーンが増加」

CAMELORSは「リモートテック カオスマップ2022年度版」を公開した。テレワークに役立つ「オンライン展示会」「バーチャルオフィスツール」「リモート接客」など657のサービスを74のカテゴリーにまとめた。

» 2022年03月04日 08時00分 公開
[@IT]

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 CAMELORSは2022年3月2日、「リモートテック カオスマップ2022年度版」を公開した。テレワークに役立つ、657のサービスを74のカテゴリーにまとめた。

画像 リモートテックカオスマップ2022年度版(提供:CAMELORS

 CAMELORSは、カオスマップ作成の背景を次のように説明する。

 「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響でテレワークの実施率は上がっているが、テレワークにデメリットを感じている企業はある。コミュニケーションの課題だけでなく、顧客獲得や顧客対応が困難になる、生産性が下がるなどの課題もある。そうした課題を解決できるサービスの情報を提供することでさまざまな企業の成長を支援したい」

 同社はカオスマップを作成したことで、3つの傾向が見えたとしている。

オンライン展示会サービスが急増している

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けて、オフラインでの展示会の開催が難しくなったことで、急速に需要が高まっており、今後のデジタルマーケティング施策の一つとしても注目されているという。

バーチャルオフィスツールが増えている

 バーチャルオフィスツールとは、2次元や3次元で表現された仮想のオフィスをクラウドに構築するサービスで、アバターを使って社員同士がコミュニケーションできる。オンラインミーティングでは再現が難しいリアルなオフィス体験を可能にするという。勤怠管理ツールと連携できるサービスもある。

リモート接客サービスの導入が加速している

 CAMELORSによると特にB2C(Business to Customer)領域でリモート接客ツールの導入が進んでいるという。店舗に設置した端末を使って消費者とコミュニケーションを取りながら販売できる。アパレルや家電量販店、保険、不動産といったオフライン接客を重視している領域で導入が進んでおり、CAMELORSは「チャットbotやECサイト、電子契約などとの連携によって活用シーンがさらに拡大する」とみている。

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