Backblazeは米国におけるコンピュータデータのバックアップ頻度などに関する年次調査結果を発表した。クラウドバックアップサービスが普及しているものの、バックアップを全く取らないユーザーがなかなか減らないことを指摘している。
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クラウドストレージやクラウドバックアップサービスを提供するBackblazeは2022年6月16日(米国時間)、米国におけるコンピュータデータのバックアップ頻度などに関する14回目の年次調査について結果を発表した。
調査では、「コンピュータ上の全データをどのくらいの頻度でバックアップしますか」と質問し、回答者は「毎日」「毎週」「毎月」「毎年」「1年以上に1回」「全くしない」という選択肢の中から回答を選んだ。
回答結果を2021年調査と比べると、毎年バックアップしているコンピュータ所有者の割合が1ポイント増加した一方、毎日バックアップしているコンピュータ所有者の割合が1ポイント減少しており、それ以外は2021年調査と同じだった。
懸念材料もある。バックアップを全くしないコンピュータ所有者の割合がここ数年、下げ止まっていることだ。現状では約20%の人が、コンピュータのクラッシュや紛失の際に、全てのデータを失う恐れがあると、同社は述べている。
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