「Web会議で数十秒先に必要なデータ通信量」を予測し通信品質を保つ NTTが新技術開発データ通信量を最大63%低減

NTTは、体感品質とデータ通信量を最適化する技術「Mintent」を確立した。Web会議の映像や音声の体感品質を保ちながら、データ通信量を最大63%低減できたという。

» 2022年09月01日 08時30分 公開
[@IT]

この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。

 NTTは2022年8月30日、体感品質とデータ通信量を最適化する技術「Mintent」を確立したと発表した。同技術を用いることで、Web会議の映像や音声の体感品質を保ちながらデータ通信量を最大63%低減させることに成功したという。

画像 「Mintent」の概要図(提供:NTT

「数十秒先の未来の体感品質」を満たす必要最低限のデータ量を算出

 NTTは「従来のWeb会議サービスは、利用者の端末が高速回線に接続されている場合など、映像品質を高めるために過剰なデータを送信しており、スループットが大きく変動した際に『品質の低い映像データの送信』に急には対応できずにWeb会議が途切れてしまうことがある」と指摘している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。