キヤノンITソリューションズは、クラウド型ローコード開発プラットフォーム「WebPerformer-NX」を2023年1月下旬から提供する。アジャイル方式でのアプリケーション構築を支援し、企業のDXを推進するという。
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キヤノンITソリューションズは2022年11月25日、クラウド型ローコード開発プラットフォーム「WebPerformer-NX」の提供を2023年1月下旬に開始すると発表した。「業務のデジタル化を俊敏かつ柔軟に実現するのに適したアジャイル方式でのアプリケーション構築を支援し、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する」としている。
キヤノンITソリューションズは「ビジネス環境の変化に迅速かつ柔軟に対応するために多くの企業が業務のデジタル化に取り組んでおり、その対応の中心を担う開発現場の役割は高まっている。その一方で、幅広いニーズに対応するシステム開発とそれに対応できるIT人材確保が喫緊の課題だ」と指摘。同社はWebPerformer-NXなどのローコード/ノーコード開発がその課題解決の鍵になると考えている。
「WebPerformer」は、UI(ユーザーインタフェース)部品を組み合わせることでアプリケーションを開発するローコード開発プラットフォームで、これまでは主にオンプレミスで提供されていた。今回、WebPerformer-NXとしてクラウドに対応。アプリケーションを自動で生成する機能を備えており、汎用(はんよう)言語も使えるため、複雑なシステム開発にも対応可能だ。開発と実行のどちらもWebブラウザ上ででき、WebAPIを使ったシステム連携もできる。業務プロセスのデジタル化に向けたワークフローも標準装備している。
キヤノンITソリューションズは「業務デジタル化を俊敏かつ柔軟に実現するには、事業部門とシステム部門によるアジャイル方式での開発が適している。当社は、WebPerformer-NXを通じてアジャイル方式でのアプリケーション構築を支援する」と述べている。
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