レバテックは、女性エンジニアを対象に実施した転職意識調査の結果を発表した。約4割が転職を検討中で、待遇面の向上や長期就業可能な環境を重視する人が多いことが分かった。
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レバテックは2023年2月20日、女性エンジニアを対象に実施した転職意識調査の結果を発表した。それによると、現在転職活動をしている女性エンジニアの割合は3.7%、転職を検討している人は34.7%だった。
2022年10月に同社が実施した、男性を含んだ社会人エンジニア全体を対象とした調査では、転職活動中または転職を検討中と回答した人の割合は25%となっており、レバテックは「女性エンジニアの方が、転職に対する意欲が比較的高い」と分析している。
転職活動で内定承諾の決め手となったことについて聞くと、最も多かったのが「年収が上がるから」で43.8%(複数回答、以下同)。次いで「長く働き続けられそうだから」(36.6%)、「スキルアップできる環境があるから」(28.8%)と続いた。
転職先に求める環境については「給与や待遇の良い環境」(65.4%、複数回答、以下同)、「リモートワークができる環境」(46.4%)、「ワークライフバランスが整う環境」(41.2%)などが上がった。
理想のキャリアプランとして最も多く挙がったのは「家庭と仕事を両立しながら、働き続けたい」で70.3%(複数回答、以下同)だった。それに対して「専業主婦になりたい」と回答した人は9.7%となっており、仕事を続けたいと考えている女性エンジニアが多いことが分かった。
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