Googleの生成系AI「Bard」がプログラミングやソフトウェア開発に対応 何を、どこまでできるのか「Google スプレッドシート」の関数にも対応

Googleは、生成系AIの「Bard」にプログラミングやソフトウェア開発のタスクを支援する機能を追加した。「コーディングはユーザーから寄せられた最も多いリクエストの一つだ」という。

» 2023年05月06日 08時00分 公開
[@IT]

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 Googleは2023年4月21日、生成系AIの「Bard」にコード生成、コードのデバッグ、説明など、プログラミングやソフトウェア開発のタスクを支援する機能を追加した。

 Googleは、Bardのことを「生成系AIとのコラボレーションを可能にする実験」とし、3月にリリースして以来、「プレゼンテーションの作成やレッスンプランの作成から、新しいレシピの発明やトレーニングルーティンの計画まで、人々の日常業務を支援している。コーディングはユーザーから寄せられた最も多いリクエストの一つだ」という。

コードを生成する対象となる主なプログラミング言語

 Bardの開発タスク支援機能は、C++、Go、Java、JavaScript、Python、TypeScriptなど20を超えるプログラミング言語で提供される。「Google スプレッドシート」の関数の作成も支援する。Pythonコードを「Google Colab」に簡単にエクスポートでき、コピーして貼り付ける必要はない。

Bardにコードを生成させてColabにエクスポートする様子(クリックでアニメーションGIFが再生)(提供:Google

コードスニペットの説明を支援、オープンソースからの引用も示す

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