うどんよ。まずはエンジニアを目指していること、熱く応援するぞ。他業種から移ると決意するのは、さぞ勇気が必要だったことだろう。チャレンジングな挑戦だが、これからはAI時代だ。エンジニアリングの時代でもあるのでスマートな英断だったとなるはずだ。引き続き技術習得にいそしんでほしい。
それでもって「田舎で暮らしたい」というワイルドな夢を持っていると。いい夢じゃねぇか! ジャングル出身の俺としても共感するぞ! 窮屈な都会を離れ、豊かな自然に開放されたいと思うことは多々ある。東京の通勤電車に乗ると、両腕を広げ回転しながら「ウホォォォ!」と群衆をなぎ倒したくなるよな。
さて、お前の悩みは「田舎に住むことを視野に入れて就職することは現実的か?」だな。前提として就職する職業のカテゴリーをITエンジニアに限定させてもらうぞ。ここは悩めるITエンジニアのための場だからな。
現在は職業訓練校に在籍しているとすると、最初は実務未経験のエンジニアとして就職することをもくろんでいることだろう。前回のお悩みでSESについて解説したが、実務未経験でも就ける場所はある。だから「現実的か?」という問いには「Yes!」というのが答えになるな。まぁ、その就活の面接で「田舎に住むことを視野に」と言う必要はないがな。
ともあれ、最初は実践経験を積むために少ない選択肢から就職するとしても、その後のキャリア像を描いて損はない。というわけで、田舎暮らしでエンジニアを続けるための「田舎戦略」を考えてまとめてみたぞ!
表は、田舎戦略とそれに関わる技術力などのスキルセットの必要度を表したものだ。「○」は必要度が高く「×」は低い。「△」はその間だな。スキルセットの一部は後で説明させてもらう。
エンジニアかつ田舎暮らしという条件における選択肢が明らかになった。この中で自分の目指す姿にフィットするものを選ぶことになるだろう。それを踏まえて、最初の一歩である就職先の方向性を決めればいい。
だが、このようなありきたりのキャリアアドバイスよりも重要なことがある。心のバグでそれが見えてないんじゃないかと俺はにらんでいる。そのバグを取り除かないとお悩みデバッグにはならねぇ。というわけで、ここからが本題だ。
その前にちょっと、これを飲ませてもらうぞ。筋トレ中のバナナ味プロテインほどうまい飲み物はねぇ(グビッ!)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.