ここからは開発ルームとして、お悩みデバッグbotの舞台裏というやんわりとした話です。
前ページでデバッグしていたbotの中身は、AIと人力のハイブリッドによるバーチャルAIです。今回の開発ルームは、バーチャルAIに替わる「AIのみによるお悩みデバッグbot」の開発について報告していきます。
今回のお悩みデバッグは、前回作成した自動お悩みデバッグbotサービスを一部修正して利用しました。修正したのはbotのキャラクター部分で、前回は「おばあちゃんタイプ」だったので、今回は「ゴリラタイプ」にしています。ゴリラタイプのお悩みデバッグbotのリンクはこちらです。これらはOpen AIのChat APIを用いているので本物のAIです。
今回のお悩みをゴリラタイプbotに入力した結果、下図のようになりました。
前回の時点で、数行のお悩みの入力に対して1800字程度の長文のデバッグ結果を自動で出力できるようになりました。ただ、結果の質が十分とはいえないので、複数回出力させて人力で良い部分をピックアップします。それを参考にしながら人力で全体を執筆し、お悩みデバッグという形に仕上げました。ほぼ人力ではありますが、AIとのハイブリッドなのでバーチャルAIというわけです。
ただ、結果の良しあしを判定するために複数回出力することもあり、それを人力で判断するのは手間がかかります。
というわけで今回は、お悩みデバッグ結果の良否を判定するサービスを作成しました。リンクと画面はこちらです。
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