NIIら5機関は、量子技術に関するさまざまなコンテンツを収めた教材データベースを構築し、公開した。量子科学技術分野の人材育成を目的に、オープンサイエンスの考え方に基づいて提供する。
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情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII)ら5機関は2023年6月12日、量子技術に関するさまざまなコンテンツを収めた教材データベースを構築し、一般公開を開始した。量子科学技術分野の人材育成が目的だ。
最近は量子科学技術が急速に発展しているが、量子技術の中長期的な発展を支える人材の不足への懸念が高まっているとNIIは指摘。こうした状況を受け、NIIと九州大学、慶応義塾大学、名古屋大学、東京大学の5機関が、2019年に量子技術高等教育拠点を発足させた。「量子技術教育を支援し、融合研究や社会実装、量子新技術の社会への導入と普及を支える人材の育成を目指している」という。
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