ノークリサーチはユーザー企業とIT企業の「すれ違い」に関する分析結果を発表した。期待される成果をまず掲げて、そこから逆算して必要な費用を示すという進め方が有効だとしている。
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ノークリサーチは2023年7月3日、ユーザー企業とIT企業の「すれ違い」に関する分析結果を発表した。これは、ITに関する製品やサービスを導入する際の課題について、提供側(IT企業)と利用側(ユーザー企業)にヒアリングした結果をまとめたもの。それによると、ユーザー企業とIT企業で「導入を妨げている要因の解釈」が大きく異なっていることが分かった。
IT企業に「ユーザー企業へITの導入提案をする際に何が障壁になるか」と聞いたところ、「文化/慣習」「予算確保」を挙げたIT企業の割合は2割前後だった。だが、同様の質問をユーザー企業にしたところ、文化/慣習や予算確保をIT導入の障壁として挙げたユーザー企業の割合は1割に満たなかった。
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