無料で身に付くデータサイエンス 延べ23万人が受講、総務省が募集開始「ビジネスでの活用事例」を強化してリニューアル

総務省は、データサイエンスオンライン講座「社会人のためのデータサイエンス入門」をリニューアルし、受講者の募集を開始した。慶應義塾大学の安宅和人教授など12人を講師に迎え、統計データ分析の基本を無料で学べる、社会人や大学生向けの入門講座だ。

» 2026年07月22日 13時00分 公開
[@IT]

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 総務省は2026年6月2日、データサイエンスオンライン講座「社会人のためのデータサイエンス入門」をリニューアル開講すると発表した。同日から受講者募集を開始しており、開講は2026年8月4日を予定している。統計リテラシーの向上を通じ、データサイエンス力の高い人材育成を目的とした取り組みだ。

延べ23万人が学んだ無料の入門講座 何が学べるのか?

 同講座は2015年3月に開講し、延べ約23万1000人が受講している。今回のリニューアルでは、ビジネスにおけるデータサイエンスの活用事例や、公的データの実践的な使い方などの内容を充実させた。

 同講座では、統計学の基礎や統計データの見方など、統計データ分析の基本的な知識を習得できる。データサイエンス力をこれから身に付けたい社会人や大学生向けの入門編として位置付けられている。

各週のテーマ

 講座は4週構成で、各週のテーマと内容は次の通り。

各週のテーマ 内容
1 統計データの活用 統計データを用いた分析事例を知り、統計リテラシーを学ぶ(大人がデータサイエンスを学ぶべき理由、データから見る経済、統計リテラシーとは何かなど)
2 統計学の基礎 データ分析に必要な統計学の基礎を学ぶ
(データの種類、代表値、分散・標準偏差、相関係数、回帰分析、標本分布など)
3 データの見方と表し方 データの見方と適切なグラフの選び方を学ぶ
(比率の見方、時系列データの見方、グラフを作る時・読む時の注意点など)
4 公的データの使い方 誰もが使える公的統計データの取得方法と使い方を学ぶ
(公的データとは、e-StatやjSTAT MAPの使い方、本講座のまとめなど)

講座の流れ

 同講座は、講師による動画でデータサイエンスを解説する「講義動画」を視聴し、各週の確認テストで理解度を、最終課題で習熟度をそれぞれ確認する流れで進行する。確認テストおよび最終課題の得点率に応じて、修了証を取得できる仕組みとなっている。

開講期間と受講登録

 開講期間は2026年8月4日から10月6日までを予定している。講座紹介Webサイトから受講登録できる。誰でも受講登録ができ、登録料・受講料共に無料だ。受講登録の締め切りは2026年9月14日を予定している。

ステップアップのための講座も提供

 総務省では、今回の入門講座を起点として、さらに実践的な知識を習得するための2つのオンライン講座も順次開講を予定している。

「社会人のためのデータサイエンス演習」

 入門講座を踏まえたより実践的な内容を扱う。2026年10月の開講を予定し、延べ約10万7000人が受講してきた。

「“わかる・使える”統計解析プログラミング」

 Pythonを使った演習を通じて統計解析の基礎知識やデータの活用方法までを学べる。2027年1月の開講を予定している。

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