レバテックが2026年6月30日、ITエンジニアを対象に、AI時代の新たな職種「FDE」に関して意識調査を実施した結果を公表。回答者の68.3%が同職種に興味を持ち、72.0%が今後の需要増加を予測していることが明らかとなった。
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レバテックは2026年6月30日、AI時代の新たな職種として注目される「Forward Deployed Engineer」(以下、FDE)に関する意識調査の結果を発表した。本調査は2026年5月26〜28日に、20〜59歳のITエンジニア243人を対象にインターネット調査にて実施された。
FDEとは、ITエンジニアとして「顧客の現場に入り込んで課題解決と技術実装を担う」職種のことを指す。
本調査において同職種への興味について尋ねたところ、回答者の46.9%が「やや興味がある」と答え、21.4%が「非常に興味がある」と答えた。これらを合わせると、全体の約7割のITエンジニアがFDEに対して興味があると回答している。
「FDEの需要は今後増えると思うか」という問いに対しては、「やや増えると思う」という回答が46.9%、「増えると思う」が25.1%を占めた。この両方を合わせた72.0%のITエンジニアが、今後FDEの需要は増えると回答した一方で、「あまり増えないと思う」は3.7%、「増えないと思う」は0.8%にとどまっている。
これらの結果から、現在多くのITエンジニアが、企業によるAI活用やDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を背景に、FDEが今後重要な役割を担うようになると予想していることがうかがえる。
今後FDEの需要が増加すると考える理由を尋ねた設問では、「AIを業務に適用するためには、個別業務や現場の理解が重要になると思うため」が61.1%で最多となった。次いで、「顧客課題を理解し、技術実装まで一気通貫で担える人材の価値が高まると思うため」が55.4%、「コーディングの一部がAIで代替されることで、上流工程の重要性が高まると思うため」が48.0%と続いている。
これらの調査結果からは、AIツールの普及によってプログラムコードを書く作業のハードルが下がる中、開発スキルだけではなくビジネスに関する理解と技術力を兼ね備え、課題の整理からプログラム実装までを担える人材への期待が高まっていることがうかがえる。
本調査の結果を受けて、レバテック 代表執行役社長 泉澤匡寛氏は、「AIの進化によって開発業務の効率化や自動化が進む一方で、企業がAI活用によって成果を生み出すには自社の業務や課題を深く理解した上で、それらに適した形で技術を実装することが求められている」とコメントしている。今回の調査でも「AIを業務に適用するためには現場理解が重要」との回答が最も多く、「AI時代は高度な技術力に加えて、ビジネスや業務に対する深い理解力を兼ね備えた人材のニーズが高まっていることがうかがえる」としている。
さらに同氏は、「今後は顧客の事業や業務を深く理解し、課題の特定から実装・運用までを一気通貫で担える人材が、企業のAI活用やDX推進を支える存在としてますます求められる」との見解を示し、「FDEはその代表的な職種の一つとして今後さらに重要性が高まるのではないか」と述べている。
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