検索
連載

ストア&フォワード方式、カットスルー方式、CAMテーブルCCENT/CCNA 試験対策 2015年版(11)(2/2 ページ)

新米ネットワークエンジニアと共にシスコの認定資格「CCENT/CCNA」のポイントを学ぶシリーズ。今回のテーマは「データリンク層のフレーム処理」です。

Share
Tweet
LINE
Hatena
前のページへ |       

前回の宿題と回答

前回の宿題について調べました。ご確認ください。

前回の宿題

  • マイクロセグメンテーションについて、もう少し詳しく調べてください
  • スイッチとブリッジの違いについて調べてください。その際「ソフトウエア」「ハードウエア」「ASIC」を必ず使用すること
  • ブロードキャストパケットの種類と主な用途を説明してください

宿題の回答

Q. マイクロセグメンテーションとは?


A. スイッチは、コリジョンドメインをポートごとに分割できる機器です。スイッチのように、各ポートによってコリジョンが起こらない設計を「マイクロセグメンテーション」と呼びます


Q. スイッチとブリッジの違いは?


A. ポート数、および処理の部分で大きく相違します。ブリッジはフレームを受信するとソフトウエアで処理をして転送します。スイッチはハードウエアでフレームの処理を行います。ソフトウエア処理よりハードウエア処理の方が高速で処理できます。そのハードウエアを「ASIC(エイシック)」と呼びます


Q. ブロードキャストパケットの種類は?


A. ・ローカルブロードキャスト
送信元と同ネットワークの全ホストが宛先

・ダイレクトブロードキャスト
送信元と異なるネットワークの全ホストが宛先

・制限ブロードキャスト
全てのビットが1である255.255.255.255を宛先とし、同ネットワーク内のDHCPを探す場合に用いられます


「CCENT/CCNA 試験対策 2014年版」バックナンバー

筆者プロフィール 齋藤貴幸

齋藤貴幸(さいとうたかゆき)

ドヴァ ICTソリューション統轄本部 デベロップメント&オペレーショングループ 2部

情報系専門学校の教員を12年勤めた後に同社へ入社、エンジニアへ転向。沖縄県と首都圏を中心にネットワーク構築業務に携わる。また、シスコ・ネットワーキングアカデミー認定インストラクタートレーナーとして、アカデミー参加校のインストラクターを指導している。炭水化物をこよなく愛する男。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

前のページへ |       
ページトップに戻る