「Java FAQ(What's New)」の安藤幸央氏が、CoolなプログラミングのためのノウハウやTIPS、筆者の経験などを「Rundown」(駆け足の要点説明)でお届けします。(編集局)
Java言語はインターネットリソースを大いに活用しながら大きくなってきています。Java自身がネットワークとの親和性が高いことも手助けし、数多くのJava 関連のWebページが存在します。ライブラリ、トラブルシューティング情報、チューニングテクニック、技法、各種技巧など。プログラムをしたり、システムを構築していくうえで、ネットワーク上の情報に大いに助けられます。
何か困ったことがあったり、調べたいことがあったときに「○○を見ればよい」といえるような、見るべきサイト、見るべき書籍を知っているというのは重要なことです。使っている製品、ライブラリのWebページを小まめにチェックし、バグフィックスのパッチや、アップデート情報をチェックするのも忘れてはなりません。
JavaやXMLをベースとしたプログラムの助けになるサイトは数多く存在します。その数は日に日に増加していっているといってもよいでしょう。最近は、広範囲に展開してきたJava全般を扱うのではなく、J2ME専門、サーバ・サイドのJava専門など、特定の情報に特化したサイトが増えてきているのが特徴です。
では、今回は、海外のサイトを中心に役立つサイトをいくつか紹介していきましょう。
いくつかの興味深いサイトを紹介した。臨機応変に役立てていってほしい。ごく一般的なサイトが紹介されていなかったりするかもしれないが、それらは@ITのリンク集が充実しているのでそちらを活用してほしい。またさらに便利なサイトがあればぜひ教えていただきたい。
各人が苦労して乗り越えたトラブルシューティングの方法や、チューニングの技や、各種テクニックなど、生の声や技を手に入れることができる。インターネット上にある情報は、先人たちの英知の集合が保存されているものだ。それらの知識、経験を利用しない手はない。
だれかのノウハウが、まただれかの助けになる。数多くの英知の積み重ねが、次へのステップとなるのだ。
次回は12月15日の公開予定です。
安藤幸央(あんどう ゆきお)
1970年北海道生まれ。現在、株式会社エヌ・ケー・エクサ マルチメディアソリューションセンター所属。フォトリアリスティック3次元コンピュータグラフィックス、リアルタイムグラフィックスやネットワークを利用した各種開発業務に携わる。コンピュータ自動彩色システムや3次元イメージ検索システム大規模データ可視化システム、リアルタイムCG投影システム、建築業界、エンターテインメント向け3次元 CG ソフトの開発、インターネットベースのコンピュータグラフィックスシステムなどを手掛ける。また、Java、Web3D、OpenGL、3DCG の情報源となるWebページをまとめている。
ホームページ:
http://www.gimlay.org/~andoh/java/
所属団体:
OpenGL_Japan (Member)、SIGGRAPH TOKYO (Vice Chairman)
主な著書
「VRML 60分ガイド」(監訳、ソフトバンク)
「これがJava だ! インターネットの新たな主役」(共著、日本経済新聞社)
「The Java3D API仕様」(監修、アスキー)
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