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知らない間にcoreという名前のファイルができてしまった 北浦訓行 |
coreは、プログラムが異常終了したときに、システムによって作成されるファイルだ。coreが生成されることを「コアダンプ」という(「コアを吐く」ともいう)。coreの中身はメモリイメージをファイル化したもので、プログラム開発者がデバッグ用に参照する。一般的なユーザーには何の意味もない。
coreはファイルサイズが大きく、作成されたまま放置しておくとディスクスペースが無駄になる。見つけたら削除する方がよい。
いちいち削除するのが面倒であれば、bashの内部コマンドであるulimitで、coreファイルの生成を抑制することができる。以下のコマンドを実行すると、生成されるcoreのサイズを0に指定できる。
$ ulimit -c 0 |
また、-cオプションに続く数値を省略すると、現在設定されているcoreの生成サイズが表示される。デフォルトは、1000000になっている。
$ ulimit -c |
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