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ファイルの先頭や末尾を表示するには 北浦訓行 |
テキストファイルの内容を見る場合、テキストエディタで表示するのが普通だが、ちょっと内容を確認したいだけなのに、重いテキストエディタを起動するのは面倒だ。そんなときは、headコマンドとtailコマンドを使うのが便利だ。
文字どおり、headコマンドはファイルの先頭10行を、tailコマンドはファイルの末尾10行を表示する。-nオプションで行数を、-cオプションでバイト数を指定することも可能だ。
tailコマンドは、-fオプションでファイルの末尾に追加されたデータをその都度表示し続けることができる。この機能は、ログファイルを監視するときに有用だ。
# tail -f /var/log/message |
-fオプション付きのtailコマンドでログファイルを監視する。ログファイルに新たな行が追加されると、その行が表示される(画像をクリックすると拡大します) |
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