| Linux Tips | |
|
ログイン中のユーザーを知るには 北浦訓行 |
|
ログイン中のユーザーを知るには、whoコマンドを使用する。オプションなしでwhoコマンドを実行すると、以下のような情報が表示される。表示される内容は、左から順に、ログイン名、使っている端末、ログインした時刻だ。
$ who |
-iオプションを付けると、ユーザーが最後に端末操作を行ってからの経過時間(アイドルタイム)が表示される。
さらに、wコマンドを使えば現在どんなユーザーがログインして、どんな作業を行っているかを知ることもできる。
wコマンドを実行すると、一番上にヘッダが表示される。ヘッダには、現在の時刻、システムが稼働している期間、現在ログインしているユーザーの数、過去1、5、15分でのシステムの平均負荷が表示される。
続いて、各ユーザーの情報が表示される。表示されるのは、左から順に、ログイン名、端末名、リモートホスト名、ログイン時刻、アイドル時間、JCPU、PCPU、ユーザーのカレントプロセスのコマンドラインだ。JCPUは、そのttyから実行されている全プロセスが使った時間だ。これには、現在実行しているバックグラウンドジョブが含まれる。PCPUは現プロセスが使っている時間だ。
$ w |
| Linux Tips Index |
| Linux Squareフォーラム Linux Tipsカテゴリ別インデックス |
|
Linux & OSS フォーラム 新着記事
- 【 pidof 】コマンド――コマンド名からプロセスIDを探す (2017/7/27)
本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、コマンド名からプロセスIDを探す「pidof」コマンドです。 - Linuxの「ジョブコントロール」をマスターしよう (2017/7/21)
今回は、コマンドライン環境でのジョブコントロールを試してみましょう。X環境を持たないサーバ管理やリモート接続時に役立つ操作です - 【 pidstat 】コマンド――プロセスのリソース使用量を表示する (2017/7/21)
本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、プロセスごとのCPUの使用率やI/Oデバイスの使用状況を表示する「pidstat」コマンドです。 - 【 iostat 】コマンド――I/Oデバイスの使用状況を表示する (2017/7/20)
本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、I/Oデバイスの使用状況を表示する「iostat」コマンドです。
|
||
Linux & OSS 記事ランキング
本日
月間
- NTTデータ先端技術、HinemosのVM管理機能「KVM」版をリリース クラウドとのハイブリッド運用を強化
- 「AlmaLinux 9.2」「AlmaLinux 9.6」のセキュリティ修正を最大7年間延長サポート サイバートラストが提供開始
- 「国連オープンソース原則」をOSIが公式支持 IT業界に与える影響は?
- Microsoft、WSLのアップデートを発表 新しい提供方式、tarベースのWSLディストリビューションアーキテクチャとは
- インメモリデータベース「Redis 8」公開 再びオープンソースとして利用可能に
- 上がり続けるOSS採用率、その理由は? 「2025 State of Open Source Report」で明らかに
- オープンソースハイパーバイザー「Xen 4.20」公開 セキュリティとパフォーマンスが向上




