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システムサービスの起動・停止方法
北浦訓行
2001/4/19
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デーモン(システムサービス)は、システムに常駐して必要なときに動きだすプログラムだ。従って、デーモンが動作していないとそのデーモンが行うサービスを受けることができない。例えば、ネットワークを管理するinetdやドライブの自動マウントを行うautofs、Windowsなどとファイル共有を行うsmbdなどはすべてデーモンだ。
このデーモンを起動するかどうかを指定するのは、Red Hat系のLinuxではntsysv、Turbolinuxではturboserviceというコマンドだ。
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サービスを選択して、[Space]キーを押すと、起動しているサービスは停止し、停止しているサービスは起動する(画像をクリックすると拡大表示します) |
ntsysvは、システム起動時の状態を設定するだけで、起動しているサービスを停止したり、停止しているサービスを起動したりすることはできない。その場合は、/etc/rc.d/initd/ディレクトリにある、各デーモンの起動スクリプトを、start、stopなどのオプションを付けて実行する。例えば、smbdを起動する場合は、以下のコマンドを実行する。
# /etc/rc.d/init.d/smb start
Starting SMB services: [
OK ]
Starting NMB services: [
OK ] |
現在の状態を知りたいときは、statusというオプションを付ける。
# /etc/rc.d/init.d/smb status
smbd (pid 959) is running...
nmbd (pid 968) is running... |
turboserviceの場合は、ntsysvとは違って、設定した時点でサービスが起動したり、停止したりする。
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サービスを選択して、起動させたい場合は[S]キーを、停止させたい場合は[X]キーを押す(画像をクリックすると拡大表示します) |
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