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リダイレクションで出力を追記するには
北浦訓行
2001/6/7
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リダイレクション機能で標準出力をファイル化するには、以下のように「>」を使用する。
続いて、別の結果を同じファイル(ここではls.txt)にリダイレクトすると、前に保存したls.txtの内容は消えてしまう。しかし、「>」の代わりに、「>>」を使用すると、ファイルの末尾に結果が追記される。
$ cal >> ls.txt
$ cat ls.txt
ls.txt
tips.euc.txt
tips.sjis.txt
tips.txt
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なお、「$ cat < ls.txt > ls.txt」のように、存在するファイルに対して入力と出力を同時に行うと、ls.txtの内容は消えてしまう。これを防ぐには、.bashrcなどに以下の設定を記述しておくといい(試してみるだけなら、シェルで実行することも可能)。
すると、以下のようなエラーメッセージが表示されて、存在するファイルに対して入力と出力を同時に実行することはできなくなる。
$ cat < ls.txt > ls.txt
bash: ls.txt: Cannot clobber existing file |
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