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.bash_profileと.bashrcの違いは

北浦訓行
2001/9/13

 ユーザーのホームディレクトリには、.bash_profile.bashrcといったファイルがある。どんなファイルがあるかは、-aオプション付きでlsコマンドを実行すると表示される。

$ ls -a 
./          .bash_history  .bashrc  .emacs           .rpmmacros  rpm/ 
../         .bash_logout   .canna   .emacs-color.el  .screenrc   tmp/ 
.Xdefaults  .bash_profile  .cshrc   .emacs.el        .xemacs.el

 この中の.bash_profileと.bashrcは、共にログインしたときに実行される設定用のシェルスクリプトだが、両者にはもちろん違いがある。

 .bash_profileは、ログイン時だけに実行される設定ファイルだ。ここでは、環境変数の設定などが行われる(内容はディストリビューションによって異なる)。

 .bashrcは、ログイン時に.bash_profileから読み込まれるという形で実行されるが、別のシェルが起動したときにも実行される。例えば、ログイン後にstartxコマンドでX Winodw Systemを起動し、ktermを実行したときも.bashrcは実行されることになる。

 ちなみに、.bash_historyはbashで実行したコマンドの履歴を記録するファイルで、.bash_logoutはログアウト時に実行される。

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