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ブートマネージャでOSを切り替える場合のインストール時の注意 北浦訓行 |
System Commander(プロトン:http://www.proton.co.jp/)やBootMagic(PartitionMagicに同梱。ネットジャパン:http://www.netjapan.co.jp/)などのブートマネージャを使用する場合、LILOのインストール先には注意が必要だ。
Linuxのインストール時には、LILOのインストール先を指定しなければならない。インストール先として表示されるのは、「マスターブートレコード(MBR)」と「ブートパーティションの最初のセクタ」だ。
前述のブートマネージャを使用しないときは、「マスターブートレコード(MBR)」を選択する。その場合は、PCの電源を投入するとLILOが起動する。
ブートマネージャを使用するときは、「ブートパーティションの最初のセクタ」を選択する。また、Windows NT/2000/XPなどのOS Loaderを使用する場合もこちらを選択する。
ブートマネージャを使っているにもかかわらず「マスターブートレコード(MBR)」を選択すると、ブートマネージャの起動プログラムが上書きされて使用できなくなってしまう。上書きしてしまった場合は、ブートマネージャのインストール時に作成した緊急用ディスクでブートマネージャを復活する。その場合は、逆にLILOが消えてしまうので後々面倒になる。LILOのインストール先を間違えないようにするのが一番だ。
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