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システムの時間を常に正しく合わせておくには
北浦訓行
2002/1/24
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xntpd(またはntpd)を使えば、NTPサーバと時間を同期させて、システムを正しい時間に設定しておくことができる。
Red Hat Linux 7.2およびTurbolinux 7 Workstation、Vine Linux 2.1.5のいずれも、xntpd(Red
Hatだけはntpd)がインストールされているので、/etc/ntp.confの設定を行ってxntpdを起動すれば、常に正しい時間に設定しておくことができる。まず、/etc/ntp.confを開いて、serverという行にNTPサーバを指定する。
server clock.nc.fukuoka-u.ac.jp ←NTPサーバを指定
server ntp1.wakwak.com ←複数指定する場合は改行する |
/etc/ntp.conf |
次に、xntpd(Red Hatはntpd)を起動する。
# service xntpd start
Starting xntpd: [ OK ]
# chkconfig xntpd on ←次回起動時にxntpdも自動起動する |
xntpdの動作状況は、ntpqコマンドで確認することができる。
# ntpq -p
remote refid st t when poll reach delay offset disp
======================================================================
ntp1.wak.com ntp1.xephion.ne 3 u 746 1024 377 13.75 11.972 40.10
*clock.nc.fukuok .GPS. 1 u 49 64 377 227.55 24.074 25.96 |
なお、xntpdはNTPサーバにもなるので、LAN内のほかのPCでも時間を合わせることができる。コマンドで時間を合わせるには、時間を正確に合わせるにはを参照。
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