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	グラフィカルログイン画面から［システム］を取り除くには 北浦訓行 2002/2/14

　グラフィカルログイン画面（gdm）にある［システム］では、システムの停止や再起動を行うことができて便利だが、だれでもシステムを停止させたり、再起動させたりすることができる（ユーザーIDを持っていなくても可能）ので、セキュリティ上大変まずい（xdmはrootでなければ再起動や停止はできない）。

Red Hat Linux 7.2のグラフィカルログイン画面。デフォルトでは［システム］というメニューが表示される

　gdmのグラフィカルログイン画面に［システム］というメニューを表示させないためには、/etc/X11/gdm/gdm.confファイルのSystemMenuのパラメータを変更すればいい。テキストエディタでgdm.confを開いて、SystemMenuという項目を検索する。デフォルトでは、SystemMenu=trueとなっているので、trueをfalseに変更する。

/etc/X11/gdm/gdm.conf （省略） SystemMenu=true　←trueをfalseに変更 （省略）

　場合によっては、SystemMenu=1となっていることもある（Turbolinux 7など）ので、その場合は、SystemMenu=0に変更する。

/etc/X11/gdm/gdm.conf （省略） SystemMenu=1　←1を0に変更 （省略）

　ファイルを保存したらマシンを再起動する。すると、グラフィカルログイン画面に［システム］メニューは表示されなくなる。

［システム］メニューが表示されなくなった

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