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ファイルやディレクトリの作成・更新・参照日時を調べるには
北浦訓行
2002/2/21 |
ファイルやディレクトリの日付を表示するには、-lオプション付きでlsコマンドを実行する。これによって表示される日付は、そのファイルまたはディレクトリが更新された日付だ。
$ ls -l
合計 15540
drwxrwxr-x 21 noriyu-k noriyu-k 4096 2月 18 00:17 insight-5.1.1
-rw-rw-r-- 1 noriyu-k noriyu-k 15883037 2月 18 00:11 insight-5.1.1.tar.bz2
drwxrwxr-x 2 noriyu-k noriyu-k 4096 2月 18 00:35 program |
Linuxでは、ファイルまたはディレクトリが更新された日付以外に、作成された日付(正確には状態が変更された日時)や最後に参照された日付も記録している。lsコマンドにオプションを指定すれば、それらを表示することもできる。
ファイルまたはディレクトリの作成・状態変更日時を表示するには、-cオプションを指定する。
$ ls -cl
合計 15540
drwxrwxr-x 21 noriyu-k noriyu-k 4096 2月 18 00:17 insight-5.1.1
-rw-rw-r-- 1 noriyu-k noriyu-k 15883037 2月 18 00:11 insight-5.1.1.tar.bz2
drwxrwxr-x 2 noriyu-k noriyu-k 4096 2月 18 02:52 program |
最終参照日時を表示するには、-uオプションを指定する。
$ ls -ul
合計 15540
drwxrwxr-x 21 noriyu-k noriyu-k 4096 2月 18 02:55 insight-5.1.1
-rw-rw-r-- 1 noriyu-k noriyu-k 15883037 2月 18 00:15 insight-5.1.1.tar.bz2
drwxrwxr-x 2 noriyu-k noriyu-k 4096 2月 18 00:40 program |
-cオプションは--time=ctimeに、-uオプションは--time=atimeに置き換えることができる。
なお、-cオプションで表示される時刻は、ファイル名やディレクトリ名、属性を変更するとそのときの日時にされる。例えば、2002年1月1日に作成したファイルの名前を2002年2月2日に変更すると、ls-
l --time=ctimeコマンドで表示される日付は2002年2月2日になる。
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