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午前4時になると激しいディスクアクセスが始まる 北浦訓行 |
普通の生活(?)をしている人は気付かないかもしれないが、Red Hat Linuxなどでは毎日午前4時くらいになると、激しいディスクアクセスが始まり、Linuxの動作が遅くなってしまう。これは、毎日午前4時2分になるとcronによって自動的にさまざまな作業が始まるからだ。
/etc/crontabを見ると、以下のような設定が行われており、/etc/cron.dailyディレクトリにあるスクリプトが実行されることが分かる。
$ cat /etc/crontab |
Vine Linux 2.1.5の場合、/etc/cron.dailyの中は以下のようになっていて、locateのアップデートやlogrotate、Postfix(メールサーバ)のチェックなどが行われる。
$ ls /etc/cron.daily/ |
ちなみに、午前4時2分のディスクアクセスはRed Hat Linux、Turbolinux、Vine Linuxのいずれでも発生するが、/etc/cron.dailyの内容は各ディストリビューションによって異なる。
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