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午前4時になると激しいディスクアクセスが始まる
北浦訓行
2002/2/21
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普通の生活(?)をしている人は気付かないかもしれないが、Red Hat Linuxなどでは毎日午前4時くらいになると、激しいディスクアクセスが始まり、Linuxの動作が遅くなってしまう。これは、毎日午前4時2分になるとcronによって自動的にさまざまな作業が始まるからだ。
/etc/crontabを見ると、以下のような設定が行われており、/etc/cron.dailyディレクトリにあるスクリプトが実行されることが分かる。
$ cat /etc/crontab
SHELL=/bin/bash
PATH=/sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin
MAILTO=root
HOME=/
# run-parts
01 * * * * root run-parts /etc/cron.hourly
02 4 * * * root run-parts /etc/cron.daily ←毎日午前4時2分に始まる処理
22 4 * * 0 root run-parts /etc/cron.weekly
42 4 1 * * root run-parts /etc/cron.monthly |
Vine Linux 2.1.5の場合、/etc/cron.dailyの中は以下のようになっていて、locateのアップデートやlogrotate、Postfix(メールサーバ)のチェックなどが行われる。
$ ls /etc/cron.daily/
inn-cron-expire logrotate postfix slocate.cron
inn-cron-rnews makewhatis.cron ptex.cron tmpwatch |
ちなみに、午前4時2分のディスクアクセスはRed Hat Linux、Turbolinux、Vine Linuxのいずれでも発生するが、/etc/cron.dailyの内容は各ディストリビューションによって異なる。
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