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KDE 2でフォントをアンチエイリアス表示にするには
北浦訓行
2002/3/7
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アンチエイリアス(anti alias)とは、文字や図形などのギザギザを滑らかに見せるための仕組みだ。具体的には、境界部分を中間濃度にすることによって、人の目には境界が滑らかに見える。KDE
2.xは、アンチエイリアスをサポートしているのでフォントを滑らかに表示できるが、この機能はデフォルトではオフになっている。
アンチエイリアス表示をオンにするには、KDEコントロールセンターを使用する。画面下部のパネルにある[KDEコントロールセンター]のアイコンで起動し、KDEコントロールセンターの左側のペインにある[ルック&フィール]をクリックする。すると、[ルック&フィール]のサブ項目が表示される。
Red Hat Linux 7.2の場合は、ここで[フォント]をクリックする。右側のペインにフォントの設定画面が表示されるので、[フォントとアイコンをアンチエイリアス表示]をオンにする。
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Red Hat Linux 7.2のフォント設定画面。この画面はアンチエイリアスを有効にする前の表示(画像をクリックすると拡大表示します) |
Turbolinux 7の場合は、ここで[スタイル]をクリックする。すると、右側のペインにスタイル関係の設定画面が表示されるので、[フォントとアイコンにアンチエイリアスを使う]をオンにする。
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Turbolinux 7のフォント設定画面。この画面はアンチエイリアスが有効になっている(画像をクリックすると拡大表示します) |
設定が終了したら、[適用]ボタンをクリックする。確認メッセージが表示されるので[はい]ボタンをクリックする。X Window Systemを再起動すると、画面がアンチエイリアス表示になる。
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アンチエイリアス表示されたKDEコントロールセンターの画面。最初の画面と見比べると違いがよく分かる(画像をクリックすると拡大表示します) |
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