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システムのログをリアルタイムに表示するには
北浦訓行
2002/3/21
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システムログは、イベントが発生するとファイルの末尾に追加される。従って、tailコマンドでファイルの末尾を表示すれば最新のログを見ることができる。ただし、この方法ではtailコマンドを実行した時点のログしか見ることができない。
リアルタイムにログを表示するには、tailfコマンドが便利だ。tailfコマンドを実行すると、引数として指定したファイルの末尾10行を表示する。そのファイルが更新されると、追加された行が表示される。
# tailf /var/log/messages
(省略)
Mar 18 13:10:24 Pandora 3月 18 13:10:24 su(pam_unix)[1569]: session closed for
user root
Mar 18 13:10:33 Pandora 3月 18 13:10:33 gpm: gpm起動 succeeded
Mar 18 13:10:49 Pandora 3月 18 13:10:49 gpm: gpm停止 succeeded
Mar 18 14:24:59 Pandora login(pam_unix)[2519]: session opened for user nori by (uid=0)
Mar 18 14:24:59 Pandora -- nori[2519]: LOGIN ON pts/1 BY nori FROM 192.168.0.11 |
tailfコマンドで表示可能な行は10行に固定されており、tailコマンドのように「-n 行数」というオプションで行数を指定することはできない。10行以上表示したいときは、tailコマンドで以下のようにする。終了するときは、[Ctrl]+[C]キーを押す。
# tail -f -n 20 /var/log/messages |
tailfコマンドは、ファイルに書き込みが行われない限りファイルにアクセスしないので、負荷はtailコマンドよりも少ない。できる限りtailfコマンドを使用した方がいいだろう。
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