Linux Tips

コンソールに表示されるマウスポインタを消すには

北浦訓行
2002/3/28

 Red Hat LinuxやTurbolinux、Vine Linuxなどでは、コンソールに長方形のマウスポインタが表示される(コンソールで文字をコピー&ペーストするにはを参照)。このマウスポインタはgpm(General Purpose Mouse)というプログラムによって制御されている。従って、gpmを停止すればマウスポインタは表示されなくなる。

 gpmはデーモンとして起動しているので、停止するにはchkconfigntsysv(Turbolinuxの場合はturboservice)といったコマンドを使用する。

# chkconfig gpm off

 また、特定のランレベルだけを止める場合は、以下のようにする。

# chkconfig --level 3 gpm off ←ランレベル3ではgpmを起動しない

 Red Hat LinuxやVine Linuxはntsysvコマンド、Turbolinuxはturboserviceコマンドでも設定できる。詳しくは、システムサービスのランレベルを調べたり変更するにはを参照。

Red Hat Linux 7.2で実行したntsysv。konを実行してからでないと文字化けするので注意

 なお、一時的にgpmを停止/起動する場合はserviceコマンドを使用する。

# service gpm stop
コンソールマウスサービスを停止中:                          [  OK  ]
# service gpm start
コンソールマウスサービスを起動中:                          [  OK  ]

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