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インストール済みのRPMパッケージの依存関係を調べるには

北浦訓行
2002/8/8

 RPMパッケージで依存性が問題となるのは新規インストール時だけではない。インストール済みのRPMパッケージをアップデートするときも、同様の問題が発生する。インストール済みRPMパッケージの依存関係は、-q --whatrequiresオプションを付けてrpmコマンドを実行すると調べることができる。

$ rpm -q --whatrequires openssl
libpcap-0.6.2-9vl1
mod_ssl-2.8.8-0vl1
openssl-devel-0.9.6b-1vl4
openssl-perl-0.9.6b-1vl4
perl-Net_SSLeay-1.13-0vl1
sylpheed-0.7.4-0vl1
w3m-0.3-0vl1
netatalk-1.5.3.1-4

 例えば、OpenSSLの場合は上記のファイルと依存関係にある。従って、場合によってはこれらのいずれかをアップデートしてしまうと、OpenSSLのアップデートができなくなる可能性が出てくる。その場合は、旧バージョンにダウングレードする必要がある。

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