Linux Tips

ビデオ会議を行うには

北浦訓行
2002/9/5

 Red Hat Linux 7.3には、H.323準拠のビデオ会議アプリケーション「GnomeMeeting」がある(編注)。このGnomeMeetingを使えば、GnomeMeeting同士もしくはWindowsに搭載されているNetMeetingとビデオ会議を行うことができる(USBのPCカメラを接続して画像をキャプチャするには参照)。

編注:正確には、GnomeMeetingはGNOME関係のアプリケーションであり、これがRed Hat Linux 7.3には標準で含まれているということ。

 GnomeMeetingを起動するには、GNOMEメニューの[プログラム]−[インターネット]をたどって[GnomeMeeting]をクリックする。すると、GnomeMeetingの画面が表示される。

GnomeMeetingの起動画面

 まず、[編集]メニューの[設定]を選択して、個人データの入力などを行う。また、[コーデック設定]の[ビデオコーデック設定]で[映像転送]をオンにする。

[ビデオコーデック設定]で[映像転送]をオンにすると、相手に映像が送信されるようになる

相手の映像。映像を右クリックすると、表示する映像(相手、自分、両方)を選択することができる

 設定が終わったら、通信してみよう。ここでは、LANで接続されたWindows 2000のNetMeetingと通話を行った。メニューの下にあるボックスにIPアドレスを入力して、ボックスの右端にある[接続]ボタンをクリックする。相手が通信を承諾すると通話が始まる。

 なお、Windows XPのWindows Messengerは使用するプロトコルが異なるため、GnomeMeetingでは通信できない。


Linux Tips Index



 Linux Squareフォーラム Linux Tipsカテゴリ別インデックス
インストール/RPM ブート/ブートローダ
ファイル操作 環境設定
ユーザー管理 コンソール/ターミナル
X Window System セキュリティ
トラブルシューティング 他OS関係
ネットワーク ハードウェア
Webサーバ Samba
GNOME KDE
OpenOffice.org エミュレータ
ソフトウェア そのほか/FAQ
全Tips公開順インデックス Linux Tips月間ランキング
Linux Squareフォーラム全記事インデックス

MONOist組み込み開発フォーラムの中から、Linux関連記事を紹介します


Linux & OSS フォーラム 新着記事
@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)

注目のテーマ

Linux & OSS 記事ランキング

本日 月間