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 パスワードファイルが正しいかどうかを調べるには 
北浦訓行 
              2002/11/21 
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 パスワードファイルが正しいかどうかを調べるには、pwckコマンドを使用する。pwckコマンドでは、以下のような内容がチェックされる。
- フィールドの数が正しいかどうか
 
- ユーザー名が重複していないかどうか
 
- ユーザーIDとグループIDの番号が有効かどうか
 
- プライマリグループが正しいかどうか
 
- ホームディレクトリが正しいかどうか
 
 例えば、存在しないディレクトリがユーザーのホームディレクトリとして指定されている場合は以下のようになる。
# usermod -d /foo foo ←/fooをホームディレクトリに(/fooは存在しない) 
# finger foo ←fooのユーザー情報を表示 
Login: foo                              Name: (null) 
Directory: /foo                         Shell: /bin/bash ←ホームディレクトリは/foo 
Last login Tue Oct 15 01:41 (JST) on pts/1 from 192.168.0.12 
No mail. 
No Plan. 
# pwck 
(省略) 
ユーザ foo: ディレクトリ /foo が存在しません ←エラーメッセージ 
pwck: 変更はありません ←pwckが/etc/passwdファイルを変更していないの意 | 
 また、noriというユーザーを誤って二重に作成してしまった場合は、以下のようなメッセージが表示される。
# pwck 
(省略) 
パスワードエントリが重複しています 
 
`nori:x:501:502::/home/nori:/bin/bash'行を削除しますか? n ←「n」を入力 
パスワードエントリが重複しています 
 
`nori:x:505:506::/home/nori:/bin/bash'行を削除しますか? y ←「y」を入力 
pwck: ファイルは更新されました | 
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