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ファイルシステムを書き込み禁止でマウントし直すには

北浦訓行
2003/1/9

 何らかの理由(例えば誤って消去したファイルを救済する場合など)で、特定のファイルシステムを書き込み禁止にしたいときは、mountコマンドを使用する。

 -rオプションか-o roオプションを付けると、書き込み禁止でマウントできる。反対に、書き込み許可でマウントする場合は-wオプションか-o rwオプションを付ける。また、すでにマウントしているファイルシステムを再マウントするときは、-o remountオプションを指定する。

# mount
/dev/hda2 on / type ext3 (rw)
none on /proc type proc (rw)
usbdevfs on /proc/bus/usb type usbdevfs (rw)
/dev/hda1 on /boot type ext3 (rw)
/dev/hda3 on /project type ext3 (rw) ←読み書き可能
(省略)
# mount -o ro,remount /project ←/projectを書き込み禁止で再マウント
# mount
/dev/hda2 on / type ext3 (rw)
none on /proc type proc (rw)
usbdevfs on /proc/bus/usb type usbdevfs (rw)
/dev/hda1 on /boot type ext3 (rw)
/dev/hda3 on /project type ext3 (ro) ←リードオンリーでマウントされた
(省略)
# mount -o rw,remount /project ←/projectを書き込み許可で再マウント

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