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cannaのキー・アサインを変更するには 北浦訓行 |
普段はWindowsを使っているという場合、Linuxでは日本語入力システムのキー・アサインが違っていて、思うように入力できないことがある。そのようなときには、キー・アサインを同じにするといい。
cannaにはWindowsの日本語入力システムに準拠したキー・アサインの定義ファイルが用意されているため、Windowsの日本語入力システムと(ほぼ)同じキー・アサインに変更できる。例として、cannaのキー・アサインをATOK風に変えてみる。
cannaの設定は~/.cannaで指定するので、このファイルをバックアップする。
$ cp .canna .canna.org |
もし、~/.cannaがない場合は、touchコマンドで作成する。
$ touch ~/.canna |
用意されているcannaのATOK風キー定義ファイルは、just.cannaという名前だ。Red Hat LinuxとTurbolinuxの場合は/var/lib/canna/sample/に、Vine Linuxの場合は/usr/lib/canna/sample/にあるはずだ。このファイルを~/.cannaに上書きコピーする。
$ cp /var/lib/canna/sample/just.canna .canna |
以上で設定は終了だ。X Window Systemを起動している場合はXを再起動する。コンソールで作業しているなら、一度ログアウトして再度ログインするといいだろう。
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