Linux
Tips |
|
HTTPサーバにあるファイルをダウンロードするには
北浦訓行
2003/1/31
|
HTTPサーバにあるファイルをダウンロードする方法はいくつかある。Webブラウザでそのファイルを表示して保存することもできるが、そのためだけにX
Window Systemを起動して、Webブラウザを実行するのは面倒だ。そのような場合には、wgetコマンドを使うといい。
wgetコマンドは、HTTPサーバおよびFTPサーバからファイルをダウンロードするプログラムだ。1つのファイルを指定してダウンロードすることもできるが、特定のディレクトリ以下にあるファイルをすべてダウンロードしたり、あらかじめダウンロードするファイル名(URL)をテキストファイルに書いておいて、一気にダウンロードすることもできる。
例えば、http://www.example.co.jp/というWebサイトにあるindex.htmlというファイルをダウンロードするには、以下のコマンドを実行する。
$ wget http://www.example.co.jp/index.html
--11:36:24-- http://www.example.co.jp/index.html
=> `index.html'
www.example.co.jp をDNSに問いあわせています... 完了しました。
www.example.co.jp[xxx.xxx.xxx.xxx]:80 に接続しています... 接続しました。
HTTP による接続要求を送信しました、応答を待っています... 200 OK
長さ: 997 [text/html]
100%[=================================>] 997 973.63K/s ETA 00:00
11:36:25 (973.63 KB/s) - `index.html' を保存しました [997/997] |
また、
http://www.example.co.jp/index.html
http://www.example.co.jp/tmp/file.zip
http://www.example.com/download/readme.txt |
のように、あらかじめダウンロードするファイル(例えばlist.dat)を作成しておいて、-iオプションを付けてwgetを実行すると、指定したファイルを一括ダウンロードできる。
Linux Squareフォーラム Linux Tipsカテゴリ別インデックス |
Linux & OSS 記事ランキング
本日
月間