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             DHCPクライアントでIPアドレスを再取得するには 
            北浦訓行 
              2003/4/24 
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       DHCPでサーバからIPアドレスを自動的に取得している場合、ネットワークの不調などにより、IPアドレスを再取得する必要が生じることがある。Windows 
        XPやWindows 2000の場合、コマンドプロンプトで
        
      
      を実行するが、Linuxの場合はDHCPクライアントのオプションでリースしているIPアドレスを解放し、再度DHCPクライアントを起動する。
       DHCPクライアントソフトは、ディストリビューションによって異なる。Red Hat LinuxやTurbolinuxはdhclientコマンドを、Vine 
        Linuxはdhcpcdというデーモンを使用する。
       dhclientコマンドの場合、IPアドレスを解放するときは-rオプションを付ける。rootでログインして、以下のように行う。なお、ここでは、NICがeth0しかないため、引数として必要なeth0を省略している。複数のNICを搭載したLinuxの場合、どのネットワークインターフェイスが対象であるかを明示する必要がある。
      
         
          # dhclient -r 
            Internet Software Consortium DHCP Client V3.0pl1 
            Copyright 1995-2001 Internet Software Consortium. 
            All rights reserved. 
            For info, please visit http://www.isc.org/products/DHCP 
             
            Listening on LPF/lo/ 
            Sending on   LPF/lo/ 
            Listening on LPF/eth0/00:50:56:40:03:29 
            Sending on   LPF/eth0/00:50:56:40:03:29 
            Sending on   Socket/fallback 
            DHCPRELEASE on eth0 to 192.168.0.1 port 67 | 
        
      
       続いて、再度dhclientコマンドを実行する。
      
         
          # dhclient 
            Internet Software Consortium DHCP Client V3.0pl1 
            Copyright 1995-2001 Internet Software Consortium. 
            All rights reserved. 
            For info, please visit http://www.isc.org/products/DHCP 
             
            Listening on LPF/lo/ 
            Sending on   LPF/lo/ 
            Listening on LPF/eth0/00:50:56:40:03:29 
            Sending on   LPF/eth0/00:50:56:40:03:29 
            Sending on   Socket/fallback 
            DHCPDISCOVER on lo to 255.255.255.255 port 67 interval 8 
            DHCPREQUEST on eth0 to 255.255.255.255 port 67 
            DHCPACK from 192.168.0.1 
            bound to 192.168.0.26 -- renewal in 42269 seconds. ←IPアドレスを取得 | 
        
      
       dhcpcdの場合、IPアドレスを解放するときは-kオプションを付ける。rootでログインして、以下のように行う。
      
       続いて、再度dhcpcdデーモンを実行する。
      
       なお、上記のオプションはVine Linuxで付加されるものだ。-nは現在動作しているdhcpcdプロセスがある場合、貸出期間を更新させるオプション。-Hはdhcpcdに対して、そのマシンのホスト名をDHCPサーバから提供されるホスト名オプションに設定させるものだ。もちろん、これらのオプションを指定しないで、コマンドラインでdhcpcdを実行するだけでもIPアドレスは取得できる。
      
      
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