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Red Hat LinuxでMP3を再生するには 北浦訓行 |
音声圧縮フォーマットとして代表的な存在であるMP3は、配信する際に開発元に使用料を支払わなければならない。そのため、Red Hat Linuxのオーディオプレーヤ(XMMS)は、デフォルトではMP3データが再生できないようになっている。
Red Hat Linux 8.0および9のXMMSでMP3データを再生するには、MP3再生用プラグインをダウンロード/インストールする必要がある。まずは、XMMSのWebサイト(http://www.xmms.org/)から、再生用プラグインをダウンロードしよう。Webサイトのトップページに、「The mpg123 plugin for Red Hat 9 can be downloaded here.」というリンクがある。そこをクリックして、xmms-mpg123-1.2.7-21.i386.rpmをダウンロードする。このファイルは、Red Hat Linux 8.0および9の両方に有効だ。
次に、rootでログインしてrpmコマンドを実行する。
# rpm -ihv xmms-mpg123-1.2.7-21.i386.rpm |
以上で再生用プラグインのインストールは終了だ。GNOMEメニューの[サウンドとビデオ]−[オーディオプレーヤー]を選択して、XMMSを起動する。XMMS上の適当な場所を右クリックし、メニューの[オプション]−[設定]を選択して[設定]ダイアログボックスの[オーディオ入出力プラグイン]パネルに[MPEG Layer 1/2/3 プレイヤー 1.2.7 [libmpg123.so]]があることを確認しよう。
MP3再生用プラグインがインストールできると、この画面のような表示になる |
後は、MP3ファイルを選択するだけで再生できる。
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