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稼働中にPCカードを抜き差しするには
北浦訓行
2003/8/21
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PCカードは活性挿抜(かっせいそうばつ:電源が入っている状態で抜き差し可能な機能)に対応しているため、PCが稼働している最中に抜き差ししても、それが原因でハードウェアが故障することはない。しかし、そのPCカードを使っているアプリケーションが動作不良に陥る可能性が高いため、抜き差しする際にはシステムに対してその旨を通知する必要がある。その作業は、cardctlコマンドで行う。
PCカードを抜くときは、ejectオプションを付けてcardctlコマンドを実行する。また、差し込んだときはinsertオプションを付ける。
# cardctl eject
# cardctl insert |
また、サスペンドとレジュームもできる。サスペンドのときはsuspendオプション、レジュームのときはresumeオプションを付けてcardctlコマンドを実行する。
cardctlコマンドにはこれ以外にも、カードの状態を表示するstatusオプションや設定情報を表示するconfigオプションなどがある。
# cardctl status ←カードの状態を表示
Socket 0:
3.3V CardBus card
function 0: [ready]
# cardctl config ←カードの設定情報を表示
Socket 0:
Vcc 3.3V Vpp1 3.3V Vpp2 3.3V
interface type is "cardbus"
irq 9 [exclusive] [level]
function 0: |
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