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 PCに接続されているUSBデバイスの情報を表示するには 北浦訓行  | 
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最近のディストリビューションでは、PCにUSBデバイスを接続すると自動的にそのデバイスが認識されて、使用可能な状態になる。しかし、時には認識がうまくいかなかったり、認識されるもののドライバが読み込まれないなどの現象に遭遇する場合がある。そのようなときには、USBデバイスの情報を表示して、原因を究明する必要がある。
PCに接続されたUSBデバイスの情報を表示するには、/proc/bus/usb/devicesをcatコマンドで表示すればいい。
# cat /proc/bus/usb/devices | 
左端の「T:」から次の「T:」の1行前までが、1つのUSBデバイスの情報になる。「P:」の行にはベンダIDやプロダクトIDが、「S:」の行にはベンダ名や機器の種類などが見える。「I:」の行には「Cls=」としてクラスID(後述)が表示されている。
クラスIDとは、そのデバイスの種類を示す番号で、以下のように割り当てられている(主なデバイス)。
| 
 クラスID 
 | 
 デバイス 
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|
| 
 1 
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オーディオ | |
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 2 
 | 
通信機器 | |
| 
 3 
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マウス、キーボードなど | |
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 7 
 | 
プリンタ | |
| 
 8 
 | 
ストレージ | |
| 
 9 
 | 
USBハブ | 
Red Hat Linuxの場合は、lsusbコマンドで以下のような情報が表示できる。
Bus 002 Device 003: ID 057b:0000 Y-E Data, Inc. FlashBuster-U Floppy | 
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