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Turbolinuxで自動ログインするには
北浦訓行
2004/1/8
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Turbolinuxでは、KDEコントロールセンターの設定で自動ログインを実現できる(編注)。
編注:当然のことながら、これを行うと誰でもログインできるようになってしまうので、注意が必要である。 |
まずrootでログインして、Turbolinuxが使用するログインマネージャをgdmからkdmに変更する。念のため、設定ファイルのバックアップを取る。
# cd /etc/X11
# cp launch_xdm.conf launch_xdm.conf.org |
バックアップを取ったら、/etc/X11/launch_xdm.confを開いてログインマネージャを以下のように変更する。
LANG=`/sbin/dname -l` /usr/bin/gdm -nodaemon |
↓ |
LANG=`/sbin/dname -l` /usr/bin/kdm -nodaemon |
Turbolinux 10 Desktopの場合は、(X Window Systemを起動して)Kメニューの[設定]−[Control Center]をクリックしてKDEコントロールセンターを起動する。KDEコントロールセンターが起動したら左側の[システム管理]、[ログインマネージャ]の順にクリックし、[便利な機能]タブをクリックする。そして、[自動的にログインを有効にする]をオンにして、自動ログインの対象となるユーザーを選択する。
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Turbolinux 10 DesktopのKDEコントロールセンター画面 |
なお、一般ユーザーでKDEコントロールセンターを起動した場合は、画面下にある[管理者モード]ボタンをクリックして、rootのパスワードを入力する必要がある。
Turbolinux 8 Workstationの場合は、Kメニューを開いて[設定]−[システム]−[ログインマネージャ]を実行すると、(一般ユーザーで実行した場合はrootのパスワードを求められ)ログインマネージャの画面が表示されるので、[便利な機能]タブをクリックする。[自動的にログインを有効にする]と[本当に自動的にログインする]をオンにして、自動ログインの対象となるユーザーを選択する。
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Turbolinux 8 Workstationのログインマネージャ画面 |
なお、ここで行った自動ログインの設定はグラフィカルログイン時に有効となる。テキストログインになっている場合は、/etc/inittabを開いて以下の行の「3」を「5」に変更する必要がある。
id:3:initdefault: |
↓ |
id:5:initdefault: |
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