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容量不足でFedora Core 1の起動ディスクが作成できない 北浦訓行 |
PCの構成によってはカーネルとinitrdのサイズが大きくなり、Fedora Core 1の起動ディスクが1.44Mbytesのフロッピーディスクに入りきらない場合がある。そのようなときは、1.44Mbytesよりも高密度でフロッピーディスクをフォーマットする。
インストール時の起動ディスク作成画面でエラーが出た場合は、起動ディスクの作成を止めてインストールを続行する。インストールが終了したらフロッピーディスクをフォーマットして、起動ディスクの作成プログラム(mkbootdisk)を実行する。
フロッピーディスクのフォーマットは、fdformatコマンドで行う。例では、フロッピーディスクを1.68Mbytesでフォーマットする。
$ fdformat /dev/fd0u1680 |
上記の例は、フロッピーディスクドライブがfd0の場合だ。fd1の場合は、
$ fdformat /dev/fd1u1680 |
になる。
次にmkbootdiskコマンドで起動ディスクを作成するわけだが、その前にmkbootdiskコマンドを変更する必要がある。/sbin/mkbootdiskの実体はシェルスクリプトなので、rootでログインしてエディタで開き、「size=1440」の行を「size=1680」に変更する。
size=1440 |
↓ |
size=1680 |
/sbin/mkbootdiskを保存したら、以下のコマンドを実行する。
# /sbin/mkbootdisk --device /dev/fd0u1680 `uname -r` |
起動ディスクの作成が終わったら、その起動ディスクでシステムがブートするかどうかを確認する。
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