Linux Tips

ほかのPCから仮想コンソールを切り替えるには

北浦訓行
2005/1/6

 Linuxにはデフォルトで6つの仮想コンソールが用意されており、[Alt]+[Ctrl]+[F1]〜[F6]で切り替えられる。X Window System起動中も、上記のキーで画面をコンソールの表示に切り替えられるし、[Alt]+[Ctrl]+[F7]でX Window Systemの画面に戻ることも可能だ。

 telnetやsshを利用して、この操作をほかのPCから行うことができる。telnetやsshなどで接続してrootになり、chvtコマンドを実行する。chvtコマンドにはオプションとして1〜7の数字を指定できる。この数字が[F1]〜[F7]に相当する。仮想コンソールの1番を表示するには、

# chvt 1

とする。また、X Window Systemが起動している場合は、

# chvt 7

とすれば、X Window Systemの画面に戻れる。

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