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Red Hat Enterprise Linux互換のCentOS 北浦訓行 |
Red Hat Enterprise Linux(RHEL)は非常に魅力的なディストリビューションだが、企業を対象とした製品であるため、個人で導入したりテスト用に導入するのは難しい。そのような用途にお勧めなのが、RHEL互換のディストリビューションだ。
RHEL互換のディストリビューションとしては、CentOS(http://www.centos.org/)やWhite Box Enterprise Linux(http://whiteboxlinux.org/)などが有名だ。どちらも、ISOイメージなどをftp.riken.go.jpからダウンロードできる。ここでは、セキュリティアップデートのタイミングが早いといわれているCentOSをインストールしてみる。
ftp://ftp.riken.go.jp/Linux/などのミラーサイトからCentOSのディレクトリに移動して、CentOS-3.4-i386-disc1.iso~CentOS-3.4-i386-disc3.isoをダウンロードする。これらをCD-Rに焼いてインストールする。インストールの手順は、Red Hat系のLinuxとまったく同じだ。Red Hat LinuxやFedora Coreをインストールした経験があれば、何の問題もないだろう。
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CentOSの起動画面。パネル左端のボタンがCentOSのそれになっている点のみがRHELとの違い |
インストール後は、yumコマンドまたはGUIのup2dateなどを使ってパッケージをアップデートできる。Red Hat社が配布しているRHEL用のSRPMパッケージをリビルドしてCentOSにインストールすることも可能だ。また、Red Hat Linux 9用パッケージの多くがインストール可能だ。
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