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WebalizerでApacheのアクセスログを解析するには 北浦訓行 |
Apacheのアクセスログ解析プログラムとしては、AnalogやWebalizerなどが有名だ。Fedora Core 3の場合、WebalizerのRPMファイルが提供されているので、これをインストールするのが簡単だ。
まず、
$ rpm -qa | grep webalizer |
として、Webalizerがインストールされているか否かを確認する。されていないときは、rootで以下のコマンドを実行する。
# yum install webalizer |
インストール後、Webブラウザでhttp://localhost/usage/にアクセスすると、以下のような画面が表示される。
Webalizerの画面 |
各項目の意味は以下のとおりだ。
項目
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意味
|
Hits | ログに記録された全アクセス数。HTMLファイルや画像ファイルなどクライアントの全要求がカウントされる。エラーも含まれる |
Files | 正常に応答できたファイルの数 |
Pages | HTMLファイルへのアクセス数 |
Visits | 訪問者数。同一のプロキシを使用したアクセスは、実際のユーザーが違っても同じアクセスと見なされる |
Sites | 初めてサイトを訪れた人の数 |
KBytes | クライアントに転送されたデータのサイズ |
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