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ファイルシステムチェックのタイミングを表示・変更するには
北浦訓行
2005/7/7
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ext3は、マウント/アンマウントを一定の回数行うと、自動的にe2fsckによるファイルシステムのチェックが行われる。
マウントの回数は、スーパーブロック(ファイルシステムの管理情報を記録している場所)のMount countに保存されている。また、ファイルシステムのチェックを行うタイミングは、Maximum mount countに保存されていて、Mount count=Maximum mount countになったときにチェックを行う。
Mount countやMaximum mount countが現在いくつになっているかを調べるには、-lオプションを付けてtune2fsコマンドを実行する。
# tune2fs -l /dev/hda2
tune2fs 1.37 (21-Mar-2005)
Filesystem volume name: /
(省略)
Mount count: 7 ←マウント回数
Maximum mount count: 36 ←チェックを実施するマウント回数
Last checked: Tue Jun 14 19:35:20 2005
Check interval: 15552000 (6 months)
Next check after: Sun Dec 11 19:35:20 2005
Reserved blocks uid: 0 (user root)
Reserved blocks gid: 0 (group root)
First inode: 11
Inode size: 128
Default directory hash: tea
Directory Hash Seed: 6a066836-1e64-49eb-8bed-8929af29e337 |
なお、dumpe2fsコマンドでも、-hオプションで同じ結果が表示される。
チェックするタイミングを変更するには、tune2fsコマンドに-c 回数オプションを付ける。例えば、20回(例えば/dev/hda2が)マウントされたらチェックを行うようにするには、以下のようにtune2fsコマンドを実行する。
# tune2fs -c 20 /dev/hda2 |
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