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ACPI対応PCでCPUの動作速度を調べるには

北浦訓行
2005/10/6

 Fedora Core 4(FC4)をACPI対応のPCにインストールすると、そのときの使用状況に応じてCPUの動作速度がダイナミックに変化する。これによって、特にノートPCではバッテリの消耗や温度上昇を防ぐことができる。

 現在のCPUの動作速度を表示するには、/proc/cpuinfoをcatコマンドで表示する。

$ cat /proc/cpuinfo
processor       : 0
vendor_id       : GenuineIntel
cpu family      : 6
model           : 9
model name      : Intel(R) Pentium(R) M processor 1300MHz
stepping        : 5
cpu MHz         : 595.437 ←CPUの速度
cache size      : 1024 KB
fdiv_bug        : no
hlt_bug         : no
f00f_bug        : no
coma_bug        : no
fpu             : yes
fpu_exception   : yes
cpuid level     : 2
wp              : yes
flags           : fpu vme de pse tsc msr mce cx8 mtrr pge mca 
cmov pat clflush dts acpi mmx fxsr sse sse2 tm pbe est tm2
bogomips        : 1179.64

 GUIの場合は、上記の方法も使えるが、FC4の場合は「CPU周波数の計測モニタ」というアプレットを使うのが便利だ。このアプレットを追加したいパネルを右クリックして、表示されるメニューの[パネルへ追加]を選択する。[パネルへ追加]ダイアログボックスでが表示されるので、[CPU周波数の計測モニタ]を選択して[追加]ボタンをクリックする。

 これでパネル上にLSIと棒グラフを組み合わせたアイコンが表示され、その右に現在のCPUの動作周波数が表示される。また、このアイコンにマウスポインタを合わせると、最高周波数に対するパーセンテージも表示される。

左端が[CPU周波数の計測モニタ]アプレット

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