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システムの言語を変更するには
北浦訓行
2005/10/27
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Fedora Core 4では、これまであったインストール時の追加言語選択の画面がなくなり、GUIのログイン画面で言語を切り替えるようになっている(Fedora Core 4の言語選択画面の項目を変更するには参照)。しかし、ログインした状態で言語を切り替えようとして、system-config-language(GNOMEの[デスクトップ]−[システム設定]−[言語])を起動しても、[言語の選択]ウィンドウにはデフォルトの言語しか表示されない。
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[言語の選択]ウィンドウ |
[言語の選択]ウィンドウにほかの言語も表示するには、/etc/sysconfig/i18nを変更する必要がある。具体的には、/etc/sysconfig/i18nの「SUPPORTED=」の行に、表示させたい言語を追加する。
例えば、、英語(USA)を追加する場合は、以下のように変更する。
SUPPORTED="ja_JP.UTF-8:ja_JP:ja:en_US.UTF-8:en_US:us" |
さらにドイツ語を追加する場合は、以下のようになる。
SUPPORTED="ja_JP.UTF-8:ja_JP:ja:en_US.UTF-8:en_US:us:de_DE.UTF-8:de_DE:de" |
区切り文字は「:」(コロン)を使う。また、言語の表記は、/etc/X11/gdm/locale.aliasを参照すればいいだろう。例えば、韓国語は、
Korean ko_KR.UTF-8,ko_KR" |
となっているので、「SUPPORTED=」に、
:を追加することになる。
以上の設定を追加すると、[言語の選択]ウィンドウの実行結果は以下のようになる。
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3つの言語を追加した[言語の選択]ウィンドウ |
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