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 マウスポインタを変更するには 
北浦訓行 
              2005/11/23 
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 Fedora Core 4のGNOME 2.10には、マウスポインタを変更する機能がない。マウスポインタを変更するには、GCursor(http://qballcow.nl/?name=gcursor&css=0)というプログラムを利用する。原稿執筆時点での最新版はgcursor-0.061.tar.gzだ。
$ tar zxf gcursor-0.061.tar.gz 
$ cd gcursor-0.061 
$ ./configure 
$ make 
$ su 
Password: 
# make install | 
 次に、マウスポインタのテーマをダウンロードする。GNOME-LOOK.ORGの「X11 Mouse Themes」(http://www.gnome-look.org/index.php?xcontentmode=36)には、多くのテーマがアップロードされている。ここでは、このサイトからダウンロードしたDeepSkyをインストールしてみる。DeepSkyのWebページに移動して、[Download]のリンクから19555-DeepSky.tar.bz2をダウンロードする。
 [デスクトップ]メニューの[個人設定]−[その他の個人設定]−[Cursor Selection]を選択してGCursorを起動したら、ダウンロードしたマウスポインタのテーマを読み込む。
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| GCursorの画面 | 
 [Install Theme]ボタンをクリックすると、[Select a xcursor theme]ダイアログボックスが表示される。ダウンロードしたファイルを保存したディレクトリに移動してtarボールを選択し(ここでは19555-DeepSky.tar.bz2)、[OK]ボタンをクリックする。GCursorのボックスにDeepSkyが表示されるので、それを選択して[閉じる]ボタンをクリックする。
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| DeepSkyのマウスポインタが表示される | 
 一度ログアウトして再びログインすると、マウスポインタがDeelSkyに変わっているはずだ。
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| DeepSkyに変わったマウスポインタ | 
 ちなみに、Vine Linux 3.2用のGCursorは日本語化されている。http://ftp.kddilabs.jp/pub/Linux/packages/Vine/VinePlus/3.2/SRPMS.extras/gcursor-0.061-0vl1.1.src.rpmをダウンロードして、Fedora Core 4でリビルドしたところ、問題なくインストールできた。作業手順は以下のとおりだ。
# rpmbuild --rebuild gcursor-0.061-0vl1.1.src.rpm 
# cd /usr/src/redhat/RPMS/i386 
# rpm -ihv gcursor-0.061-0vl1.1.i386.rpm | 
 [デスクトップ]メニューの[個人設定]−[他の個人設定]−[マウスカーソル]を選択すると、日本語化されたGCorsorが起動する。
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| 日本語化されたGCorsor | 
 なお、GNOME 2.12のリリースノート(http://www.gnome.org/start/2.12/notes/ja/)によると、GNOME 2.12では[マウスの設定](gnome-mouse-properties)にマウスポインタのテーマを変更する機能が追加されている。
      
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