Linux Tips | |
![]() |
独自に作成したmanページを表示するには 北浦訓行 |
独自のmanページを作成するにはで説明したとおり、manページは、制御コマンドを埋め込んだテキストファイルである。そうしたファイルを作成して独自のmanページ用ディレクトリに格納し、その場所をmanコマンドで指定すれば、独自に作成したmanページを表示させることができる。
Fedora Core 4の場合、日本語manページはセクションごとにサブディレクトリ(man1~man9)に分けて配置されている。
$ ls /usr/share/man/ja/ |
作成した独自のmanページをmanコマンドで表示するには、-Mオプションでmanページを保存しているディレクトリを指定する必要がある。その際、/usr/share/man/jaディレクトリと同様のサブディレクトリを作成しておかなければならない。例えば、ホームディレクトリ下のmanディレクトリにman1、man2、……というサブディレクトリを作成する。
ここでは、独自のmanページ(man-test.l)を~/man/manl(lはローカルの意)に置くことにする。man-test.lの内容は以下のとおりだ。
$ cat ~/man/manl/man-test.l |
このmanページを表示するには、前述したように-Mオプションでディレクトリを指定する。
$ man -M ~/man man-test |
![]() |
Linux Tips Index |
Linux Squareフォーラム Linux Tipsカテゴリ別インデックス |
|
Linux & OSS フォーラム 新着記事
- 【 pidof 】コマンド――コマンド名からプロセスIDを探す (2017/7/27)
本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、コマンド名からプロセスIDを探す「pidof」コマンドです。 - Linuxの「ジョブコントロール」をマスターしよう (2017/7/21)
今回は、コマンドライン環境でのジョブコントロールを試してみましょう。X環境を持たないサーバ管理やリモート接続時に役立つ操作です - 【 pidstat 】コマンド――プロセスのリソース使用量を表示する (2017/7/21)
本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、プロセスごとのCPUの使用率やI/Oデバイスの使用状況を表示する「pidstat」コマンドです。 - 【 iostat 】コマンド――I/Oデバイスの使用状況を表示する (2017/7/20)
本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、I/Oデバイスの使用状況を表示する「iostat」コマンドです。
![]() |
||
|
||
![]() |
Linux & OSS 記事ランキング
本日
月間
- 全文検索エンジン「Elasticsearch」とデータ可視化ツール「Kibana」が再びオープンソースに
- 「国連オープンソース原則」をOSIが公式支持 IT業界に与える影響は?
- インメモリデータベース「Redis 8」公開 再びオープンソースとして利用可能に
- 上がり続けるOSS採用率、その理由は? 「2025 State of Open Source Report」で明らかに
- 「Llama2」やXの「Grok」などが不合格になったOSIの「オープンソースAIの定義 1.0」、その中身とは? 合格したAIは?
- 「Azure Linux」は「CentOS 7」の移行先になり得るか LinkedInの選択
- オープンソースハイパーバイザー「Xen 4.20」公開 セキュリティとパフォーマンスが向上
- 上がり続けるOSS採用率、その理由は? 「2025 State of Open Source Report」で明らかに
- 「国連オープンソース原則」をOSIが公式支持 IT業界に与える影響は?
- Microsoft、WSLのアップデートを発表 新しい提供方式、tarベースのWSLディストリビューションアーキテクチャとは
- インメモリデータベース「Redis 8」公開 再びオープンソースとして利用可能に
- 「Llama2」やXの「Grok」などが不合格になったOSIの「オープンソースAIの定義 1.0」、その中身とは? 合格したAIは?
- 「Azure Linux」は「CentOS 7」の移行先になり得るか LinkedInの選択
- Linuxディストリビューション「Ubuntu 24.04.1 LTS」公開 新機能は? サポート期間は?
- 全文検索エンジン「Elasticsearch」とデータ可視化ツール「Kibana」が再びオープンソースに
- オープンソースハイパーバイザー「Xen 4.20」公開 セキュリティとパフォーマンスが向上