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GNOMEで特定の機能を使えないようにするには
北浦訓行
2006/6/1 |
公共の場所やネットカフェなど、不特定のユーザーに使用させる場合は、特定の機能を使えないようにしたいだろう。ロックダウンエディタで特定の機能を無効化すれば、これを実現できる。
GNOMEには、「Pessulus」というロックダウンエディタがある。GNOMEプロジェクトのWebサイトで公開されているGNOME 2.14のリリースノート(http://www.gnome.org/start/2.14/notes/ja/rnadmins.html)にはその旨の記述があるが、原稿執筆時点ではFedora Core 5には含まれていない。また、公式のリポジトリにもRPMファイルが見あたらないため、GnomeFiles.org(http://www.gnomefiles.org/app.php?soft_id=1082)からtarボール(pessulus-0.10.1.tar.bz2)をダウンロードして、インストールした。
Pessulusは、以下のように一般的な手順でインストールできる。
$ tar jxf pessulus-0.10.1.tar.bz2
$ cd pessulus-0.10.1
$ ./configure
$ make
$ su
パスワード(P):
# make install |
インストール作業が完了したら、rootでログインして[アプリケーション]メニューの[システムツール]−[Lockdownエディタ]を選択する。
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[Lockdownエディタ]のウィンドウ |
画面左に、[全般][パネル][Epiphanyウェブ・ブラウザ][GNOMEスクリーンセーバー]の各項目があり、それを選択すると画面の右側に設定する項目が表示される。項目にチェックマークを付けると無効化される。[パネル]の項目では、パネルの操作を無効にしたり、アプレットを無効にできる。
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[Lockdownエディタ]のパネル設定画面 |
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